【小説を読むメリット・デメリット】小説には数多くのメリットが存在しています

  • 2022年2月25日
  • 2022年7月23日
  • 読書

「小説は物語だから、得られる知識が少ない。」

「アニメの方が面白い。」

「小説なんて無駄。」

そんなことを思っている皆さん、それは損をしていると思います!

たしかに、僕も以前は小説を読むことのメリットがわからず、ビジネス書や新書ばかり読んでいました。

そしてある日、「たまには小説でも読んでみるか」という軽い気持ちで小説を読み始めると、今では小説沼にどっぷりとはまってしまいました。

今では多いときで月に10冊近くの小説を読むほどになっています。(笑)

そして、小説の魅力について気付き始めました。

この記事では、実際に僕が感じている小説を読むことのメリットを紹介したいと思います。

1.小説を読むメリット

僕が感じた小説を読むメリットは、

  1. 価値観が広がる
  2. 自分以外の人の人生を体験できる
  3. 自分の興味があることを発見できる
  4. 語彙力・共感力が高まる
  5. ストレスを解消できる

以上の5つです!

順番に解説していきます。

1.価値観が広がる

小説を読むと、「価値観が広がります」。

僕たちは、現在に至るまで様々な出来事や人に出会って価値観を形作っています。

でも、それはあくまで主観的なものであって、価値観は人それぞれで違っています。

小説を読むことで、僕たちは作中の登場人物の人生を客観的に観ることができ、いうなれば”追体験”することができます。

そうすることで、自分の価値観が広がっていきます。

「そういう考え方もあるんだな」「なんでそういう感情になるんだろう」というように、自分では感じたことのない場面にぶつかっていくほどに、自分の価値観が広がっていくと思います。

他人の価値観を理解する、尊重することは生きる上でとても大事なことです。

それを小説を読むことでやしなえるのはとても魅力的です!

2.自分以外の人の人生を体験できる

自分以外の人の人生を体験できる」というのも小説を読むことの大きな魅力の1つだと思います。

言うまでもないことですが、自分が実際に体験できる人生は1つだけです。

でも、小説を読むと登場人物が送った人生を文章を通して”追体験”することができます。

自分の実体験ではないにせよ、いろんな人生に触れることができるのは自分の生活を彩るためにとても役に立つんではないでしょうか。

3.自分の興味があることを発見できる

小説を読むと自分の興味があることを発見することができます。

小説にはいろんな物や事が登場してきますし、その中には自分が今まで知らなかったことも多く含まれているはずです。

そして、知識をどんどん吸収していくうちに興味のある物や事が見つかります。

僕はよく村上春樹さんの小説を読むんですが、彼の小説には趣味のクラシックやジャズが多く登場するんです。

そして、あまりにもたくさん登場するんで興味本位でいくつか聴いてみたんです。

それじゃ今ではけっこうはまっちゃって、、音楽アプリのプレイリストにいくつかダウンロードしてます(笑)

4.共感力が高まる

小説を読むと「共感力が高まります。

小説は登場人物の心情に寄り添って物語が進んでいくので、登場人物が今どんな感情を抱えているのかを文章から理解することができ、共感力が高まります。

共感力が高まると他人の意見や感情を理解して尊重することができるので、日常生活で周りの人からもアドバイスや助けを求められたりすることが多くなると思います。

「共感力が高くなる=人間性が高くなる」

と言っても過言ではないですね。

5.ストレスを解消できる

小説を読んでいるときはとてもリラックスできます!

僕は朝に読書をすることが多いんですが、その時間は至福のひとときですね。

そして、読書でストレスを解消できることは、イギリスのサセックス大学の研究結果でも証明されています。

読書でストレスを解消する上で大切なのが、「どれだけ本に没頭するか」という事らしいです。

ビジネス書や自己啓発本よりかは小説の方が物語の世界に没頭しやすいと思うので、小説を読んだ方がストレス解消効果は高いです!

2.小説を読むデメリット

これまで小説を読むことのメリットを紹介してきましたが、実はデメリットも少しだけあります。

  1. 数が多すぎて本選びに迷う
  2. 中には読みにくいものもある
  3. 文量が多くて読むのに時間がかかる

1つずつ解説していきます。

1.数が多すぎて本選びに迷う

小説は数が多すぎる」という、嬉しいような嬉しくないような事実があります。

僕は本屋さんによく足を運ぶのですが、棚に並んでいる小説の数が多すぎてどれを買おうか迷う時が多々あります。

解決策‥‥1度は聞いたことのある作家さんの本を選ぶ

1度は耳にしたことがある作家さん(例えば東野圭吾さんや夏目漱石、村上春樹さんなど)、彼らの名前をなぜ聞いたことがあるのかというと、それは彼らの作品は評価が高くて有名だからです。

何を読もうか迷った時は、そういう作家さんの本を選んでみるのもありです。

損はしないはずです。

2.中には読みにくいものもある

面白そうだなと思って買ってみたは良いものの、実際に読んでみると内容が難しくてあんまりおもしろくないってことも時にはあります。

小説の難易度はピンからキリまであって、基本的に文学作品(夏目漱石、芥川龍之介など)は読みにくいものが多いと思います。

解決策‥‥本の感想をネットで見てから購入する

気になっている本の感想をネットで検索してみてください!

そうすることで買った後の後悔をなるべく防ぐことができると思います。

3.文量が多くて読むのに時間がかかる

ほとんどの小説はページぎっしりに文字が書かれているので文量が他と比べて多いと思います。

そのため読み終えるのにけっこう時間がかかってしまうこともあります。

400~500ページぐらいの本はけっこうきついですね(笑)

解決策‥‥時間をかけて本を読む

「解決策になってないじゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、これが1番の解決策です。

最初は読むのに時間がかかるかもしれませんが、読書を続けていくうちに自然に読書のスピードが速くなります。

だから最初は焦らずにゆっくりと時間をかけて本を読めばいいんです。