『嫌われる勇気』の内容についてわかりやすく解説します!【自分は自分、他者は他者】

  • 2022年3月31日
  • 2022年8月9日
  • 読書

みなさんこんにちは。

今回紹介する本は、昨今非常に話題になった1冊です!

『嫌われる勇気』について:今注目のアドラー心理学!

まず最初に、『嫌われる勇気』について簡単にまとめてみました。

  • アドラー心理学」を対話形式で説明している
  • 出版年‥‥2013年
  • 世界累計発行部数500万部超え
  • 2014年ビジネス書ランキング年間2位
  • 2015年ビジネス書ランキング年間1位
 
れんと
「アドラー心理学」とは、オーストリア出身の精神科医・心理学者であるアルフレッド・アドラーが提唱した心理学のことです。

『嫌われる勇気』は韓国で130万部超、台湾で60万部超を記録するなど日本だけでなく世界中で話題になっているビジネス書です!

こんな人におすすめ!

『嫌われる勇気』はこのような人におすすめです。

  • 周りの目が気になって自分のしたいことができない人
  • 劣等感を抱えている人
  • トラウマを抱えている人

結局のところ、この本はあらゆる悩みを抱えている人全員におすすめしたいです。

というもの、アドラーによると人間の全ての悩みは対人関係の悩みであり、この本ではその悩みを解消するために今までにない視点でアプローチしています。

 
れんと
外見の悩み、将来の不安なども全部実は対人関係の悩みなんです。

『嫌われる勇気』を超簡単に解説!

『嫌われる勇気』を僕なりに超簡単に解説してみます。

すべての悩みは対人関係の悩み

アドラー心理学では、人間のすべての悩みは「対人関係」の悩みだと言い切っています。

簡単に言うと、「宇宙に存在するのが自分一人だけだったら悩みなんてものはなくなる」ということです。

この考え方はアドラー心理学の根底にあるもので、とても大事なことです。

今この瞬間を生きる!

この本には、「エネルゲイア的な人生」と「キーネーシス的な人生」の2つの言葉が登場します。

エネルゲイア的な人生‥‥いまこの瞬間をダンスをするように生きる

キーネーシス的な人生‥‥いまこの瞬間は「この大学に入ってこの企業に就職する」というような将来の目的のための途上に過ぎないという人生

アドラー心理学では「エネルゲイア的な人生」を送ることを推奨しています。

過去にとらわれず、未来の心配をせずに、徹底的に今に焦点を当てて生きよという事です。

 
れんと
これは決して目的のある人生を否定しているわけではなく、それまでの道のりでさえ結果と見なそう!ということです。

自分は自分、他者は他者

『嫌われる勇気』ではいろんな論理を用いた話がされていますが、それらを読んで僕が感じたことがあります。

それが、

自分は自分、他者は他者であるということ。

僕たちは周りの目を気にしすぎているのかもしれません。

周りにどう思われるかを考えて行動してしまうことってたくさんありますよね。

でも、この本を読んでそれは結局他人の人生を生きていることと同じだという事に気づきました。

まとめ:自分自身に焦点を当てた心理学

自分を変えるだけで幸せになれる。

これが、僕がこの本を読んで一番魅力的だと思ったところです。

アドラー心理学は、常に「自分自身」に焦点を当てている心理学です。

この心理学では、自分と自分以外の存在を明確に分けて考えています。

過去のトラウマや現在の環境といった外的要因はこの心理学では否定されています。

そして、自分が変わるだけで人はいつでも幸せになることができるとされています。