突然ですが皆さん、日本人の読書量をご存じですか?
文化庁が2019年に行った『平成30年度「国語に関する世論調査」』によると、一ヵ月に1冊も本を読まないと答えた人の割合は、、
なんと47.3%です!
日本人の約半分もの人が一ヵ月に1冊も本を読まないなんてかなり驚きました。
まあでも本を全く読まない人の気持ちもわかります。
だって、読書って活字をずっと追うわけですし、疲れますよね。。
でも、読書を全くしないなんてもったいないと僕は思います!
この記事でみなさんの読書欲をかき立てさせていただこうと思います。
1.ぼくが読書を始めた理由
ぼくが読書を始めた理由、それは日々成長していきたいと思ったからです。
読書を始める前の僕は、大学の授業、バイト、友達と遊ぶ、たまにサークル、みたいな感じでどこにでもいる普通の大学生でした。
それはそれで楽しかったんですけど、なんか生活に物足りなさを感じていたんですね。
普通の生活を送っていたら普通の人にしかなれないんじゃないかなと、、。
そして、自分を成長させていきたいという思いが少しずつ強くなっていって、その結果始めたのが「読書」です。
現在は読書が習慣になって約1年3か月(月に10冊程度)になりますが、読書をしてきて良かったと本気で思っています。
その理由について話していきたいと思います!
2.読書をしてきて良かったと本気で思う理由
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1.世界が広がる
1つ目は「世界が広がる」です。
と言っても、現実の世界が広がるわけじゃないですよ?
自分の観える世界が広がるという事です。
例えば、みなさんはフィンランドっていう国を知っていますか?
北欧にある国なんですけど、世界幸福度ランキング5年連続1位なんですよフィンランド。
そして驚くべきことにほとんどの大人が16時に仕事が終わって16時半には帰宅するそうです。
この知識は僕が読書を通して得たもので、日本とフィンランドとでは働き方が全然違うんだなぁ~と感心しました。
こんなに早く仕事が終わる国があるなんてかなりびっくりしましたね。
これはあくまで1つの例で、これ以外にも読書をしているとびっくりすることが山ほどあります。
断言します。
読書をすると自分の観える景色が全然変わります!!
読書を習慣にする前の自分を振り返ってみると、なんて世間知らずだったんだろうと、しみじみ思います。(笑)
2.他人の人生を疑似体験できる
2つ目は、「他人の人生を疑似体験できる」です。
これは主に小説に限りますが、小説を読むと自分以外の人の人生を疑似体験できます。
人間が現実の世界で体験できる人生は1つだけですけど、小説に手を伸ばせばいろんな人生に触れることができます。
海で大きなカジキを釣ったり、月が二つある世界で生活して見たり、羊を探す冒険に出てみたり、体験できる人生の数はまさに天文学的です。
いろんな人の人生を体験することで、「この登場人物も頑張ってるんだからおれも頑張らないとな」「こういう生き方もあるんだ」とか、すごい励まされると思います。
これから何をしようか迷っている人たちも、小説を読んで視野を広げてみるのありだと思います!
ところで、
と思う方もいると思いますが、ぼくは映画よりも小説をお勧めします。
映画は登場人物が映像の中に映し出されてそれを鑑賞すると思うんですけど、それじゃ映画の世界の外から物語を鑑賞しているにすぎません。
小説だと、自分の目で文章を読んで物語を感じることが重要になってきます。
「物語を感じる」←ここ大事!
見るより読む方が頭を使うし疲労もたまると思うんですけど、読む方が没入感をより感じることができると個人的に思っています。
映画の方が面白いという人もいますけどね。(笑)
3.知識量が増える
3つ目は、「知識量が増える」です。
本を読んだら読んだだけ知識が溜まっていきます。
テレビとか見ていて、「なんであの人あんなに物知りなんだろう?」って思ったことありませんか?
そういう物知りな人の知識量の源になっているのが「読書」だと思います。
例えばお笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさん、お笑いだけでなくクイズ番組にも出たりしていて活躍していますよね?
彼の読書量ですが、なんと年間200冊ほどみたいです!
年間200冊って、2日に1冊以上は読んでいるという事です!
お笑い芸人もしてクイズ番組も出たりしていてかなり多忙な日々を送っていそうですけど、スキマ時間に読み進めていっているんだと思います。
普通に尊敬しますね。
まあでも本を読むスピードには個人差がありますし、自分のペースで読んでいくことが大事です。
4.満足感を得られる
4つ目は、「満足感を得られる」です。
これは、読書をしてきて良かったと本気で思う理由、というよりかはメリットに近いんですが、ぼくがけっこう日頃から思っていることなので話しておきます。
読書って、本からいろんな考えや知識を得ることができる作業です。
たとえ数ページ読んだだけでも、その数ページから吸収できるものは何かしらあると思います。
たとえそれが1ミリに満たないものだとしても、0ミリよりかは大きいです。
だから、読書をした後は「今日も成長した」「知識が増えた」みたいに満足感を得ることができるんですよね。
特に一日バイト漬けで自分の時間がほとんどなかった日でも、スキマ時間に少しでもページを繰って「今日も成長した日!」と思えます!
3.学ぶ姿勢を持つことが大事!
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もちろん、あらゆるものから何かを学び取ろうとする姿勢を持ち続ける限り、年老いることはそれほどの苦痛ではない。
『風の歌を聴け』村上春樹 p.7 l.10
これは日本を代表する作家の村上春樹が彼の第一作目『風の歌を聴け』の中で述べていることです。
ぼくの心にずっと残っている言葉です。
年齢を重ねるとどうしても外見は少しずつ老けてしまいますが、学ぶ姿勢を持ち続ければ心まで老けることはないんだと、気付かせてくれました。
読書をしている人は学ぶ姿勢を持っている人だと僕は思います。
大事なのは、外見よりも人間性。
教養のある、品のある人になれるように日々精進していこうと思います。
4.さいごに:1ヵ月に7冊以上本を読む人は約3%!
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文化庁が2019年に行った『平成30年度「国語に関する世論調査」』によると、1ヵ月に7冊以上本を読む人は約3%らしいです!
かなり少ないですよね。
ですが、1ヵ月に7冊以上本を読むと全人口の上位3%に入ることができるんです。
4~5日に1冊読んでやっと月に7冊です。
1冊が約300ページだとすると、1日に約60~70ページ読めばいいんです。
60~70ページだと、1時間もあればすんなり読めてしまうと思います!
毎日1時間の読書で日本の人口の上位3%に入れるんです。
これはもう読書するしかないですね(笑)